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お薦めしたい足湯

健康関連の番組が高視聴率をとるようになりました。「冷え」についても特集されている番組を時折見ることがあります。
しかし・・本当に冷えの影響を考え対策をしている人はどのくらいいるのでしょうか。熱が出た時に慌てる人は多いと思いますが、冷えた時に慌てる人は案外少ないのではないでしょうか・・。
冷えは血の流れが良くないために起こると考えられます。
血液が頭の先から指の先までくまなくスムーズに流れてさえいれば、身体は冷えることがないのです。血液には人体に必要な酸素や栄養素を運ぶという役割があります。その血液がスムーズに流れないということは、身体の隅々まで充分な酸素や栄養素が届かないということなのです。そう言う状態であるなら、いろいろな不調がおこるのは当然のことと言えるでしょう。

ではなぜ、血液の流れが悪くなり、冷えが起こるのでしょうか?考えられる原因はいくつかあります。
まず、私達を取り囲む環境です。今の世の中は、冬に限らずいつでも空調管理されていて、暑い夏にはエアコンを使い汗をかくこともなく、逆に寒くなるほどの温度設定されているところが少なくありません。そして、湯船にゆっくり浸かるということもなく手軽にシャワーのみで済ませる人が、年齢性別問わずけっこういらっしゃいます。人間は尿からだけでなく、汗を出すことで体内の過剰な水分を排出することもしています。特に夏場は多量の水分をとりますが、エアコンやシャワー浴だけの生活では充分な汗を排出することができないのです。排出されない過剰な水分により、身体は冷やされて行くのです。
次に、運動不足です。体熱の35〜40%は筋肉で生産されています。運動不足により筋肉が減少し基礎代謝も落ちますから、結果的に冷えやすい身体になっていきます。基礎代謝が減った身体は、いくらダイエットをしても減量できません。筋肉の約7割が下半身にあります。歩くことの少なくなった今の私達は、より運動不足を招きやすいのです。ダイエットを考えるのであれば、過剰な摂取カロリーを減らすことはもちろんですが、冷えをとり筋肉量を増やして基礎代謝をあげる事が大切です。
次に最近よく言われる原因は「ストレス」です。
身体に、怒り・悲しみ・苦しみ等のストレッサーが加わることでストレスが生じると、全身の血管が収縮し、血流が阻害されるので体温が低下します。常に、ストレスを感じた状態では充分な血液が身体をめぐるとは考えにくいものがありますよね。余談ですが「とっても嬉しい事」もストレッサーになるんですよ。いつもとは違う興奮した状態は交感神経が高ぶったストレスのかかった状態なのです。

このような冷えを招きやすい原因に囲まれている私達が健康でいるためには、冷やさないことが大切ということがおわかりいただけたかと思います。
冷えを取るためには身体を温めればいいわけですが、そのためにお薦めしたいのは、足湯もしくは半身浴なのです。
気持ちのよい足湯と「冷えを取るための足湯」では温度や時間が違います。人それぞれの身体の状況に応じた湯温と時間が大切です。冷え切った身体に変化が現れるまで時間のかかる方もいらっしゃいますが、諦めずにぜひ、続けてみていただきたいと思います。調子のよい身体は、軽く感じます。身体が軽く感じれば、気持ちも軽くなり、気になっていた不調も軽減されますし、なによりも不調が気にならなくなります。
そして施術の効果もより高いものになります。

足湯は身体に水圧の影響を受ける負担がなくお薦めなのですが、「でも、準備がめんどうで・・」という方は、まず半身浴から始めてみませんか?
お肌の気になる女性の方にも、もちろんお薦めしますよ。
アナタにあった足湯の温度・時間等は、当院でご相談承ります。お気軽にどうぞ。


「冷え」は足元からやってくる
冷えの症状は1→2→3の順番にあらわれてくると言われています


足湯(浴)
● 気持ちのよい温度(40〜42℃前後)
● 冷めたら差し湯をし、温度を保つ
● 全体に汗ばんできたらおわり
● お風呂とは別、治療法(部分浴)
● 病後・お年よりなどは回数や時間を短めに
● 下半身を暖かくする(くつ下・ズボン下)
半身浴
● ぬるめのお湯にする(37〜40℃)
● 胸から下だけつける(横隔膜まで)
● 20分〜30分間
● 上半身は、冷さないようタオル等をはおる
● 身体の芯から温まり汗が出てきて湯冷めを   しない
● 汗をかいたぶん水分を補給する
● 下半身を暖かくする(くつ下・ズボン下)